経営者の条件
前にもお話したとおり、企業には年齢という概念がありません。企業は衰えてはいけないのです。それなのに衰えていく人間個人の目的が絡まっていたら、つられて企業も衰えてしまいます。
企業は経営のバトンタッチを「できる」「できない」ではなく「やる」のです。「でも」「だけど」などと言いわけをして結局「できない」と思うなら、そんな経営者は死ぬ前に会社をたたむべきです。
ずっと継続していく企業にするためには、会社の目的と経営者の目的を切り離さなければなりません。
極論を言うと、経営者は会社の目的達成のために最も有能な人がなるべきです。成長する会社は会社の成長発展に貢献できる代表者を選んでいます。成長する会社になったからそう考えるようになったのか、そう考える会社だから成長を続けられるのかは分かりませんが、これは1つの事実です。
中小企業でもこのように考えたら、大企業になるならないは別として、倒産せず成長発展を続ける企業になれるのです。