中小企業経営者の中には「税理士に任せているから安心」と思っている方も多くいます。しかし、皆さんが思っているほど税理士は万能ではありません。そもそも自分の会社の業績がどうなっているのかを一番把握していなければいけないのは経営者自身であり、税理士から試算表を出してもらわないと会社の実情が分からないのではリアルタイムな意思決定ができません。経済のスピードが速い現代では意思決定の遅れが致命傷になることも多くあります。
税理士事務所は、資料に基づいて帳簿を作成することはできますが、実際の支出が本当に会社のために必要なものだったのか、もっと企業にとって最適な支出だったのかを判断することはできません。なぜなら税理士事務所の担当者は、その会社に常駐していないからです。会社の実情は社内の人にしか分かりません。
無駄な経費を省き、経営者のリアルタイムな意思決定をサポートするのが本来の経理の役割です。経理が本来の役割を担うことで年間に数十万円~数百万円単位の利益を生み出すことも可能です。