いま、世界は大きな変化を求められています。300年続いた資本主義も制度疲労を起こし、行き過ぎた貨幣経済は様々な社会課題を生み出し続けています。日本に目を向けても超高齢社会と少子化による人口減少と労働人口不足、30年間以上続いている経済の停滞により低所得層・貧困層の増加、業績悪化と後継者不在による中小零細企業の減少など地域や社会課題は縮小するどころか増大の一途をたどっています。
ごあいさつ
子どもたちの未来こそ日本の未来
私の願いはただ一つです。私には2人の娘がいますが、この子たちが大人になった時の社会が今よりも悪くなってほしくないということです。私に限らず、子を持つ親であれば誰でも子供たちの苦しむ姿は見たくないはずです。しかし、このまま世の中が何もせずに進んでいったら社会課題は今よりも深刻化していくことは明らかです。未来の子どもたちのために社会課題に歯止めをかけ、縮小させていくことは現在の社会人である私たちの責務です。もうこれ以上、社会課題に対して未来に先延ばしにしない。私たち一人ひとりが当事者として社会課題の解消に向けて活動を行うことが必要です。子どもたちの未来こそが日本の未来であり、より良い地域社会を次の世代へ引き継がせることが私たちの役割です。私たちエンパワージャパンは、「超」地域密着型の中小企業支援に専門特化した税理士事務所として地域課題や社会課題にチャレンジする中小企業がしっかりと持続・成長できるように支援することで、持続可能な企業、持続可能な地域、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
中小企業だからこそできることがある
日本は99%以上が中小零細企業で成り立っている国であり、労働者の約75%は中小零細企業で働いています。中小零細企業が減少するということはそこで働く人々の雇用が失われるだけでなく、日本が大切にしてきた地域性や文化が失われていくことでもあります。
日本は他の国とは違う独自の風土・文化を形成してきました。地域ごとの特色やそこに住む人たちと溶け込みながら地域の安全や景観を創ってきたのは地元の中小零細企業です。私は地域課題や社会課題の解消は、地域に根差し、地域と関わってきた中小零細企業だからからこそできることがあると考えております。1社1社の力は微力かもしれませんが、決して無力ではありません。私たちエンパワージャパンは中小零細企業の力を信じ、中小企業と共に持続可能な日本を創造してまいります。
税理士法人エンパワージャパン
代表税理士 穂坂 光紀